高校生で絶対にバレないバイトは無いけど、バレるリスクを軽減する方法

高校生バイト

学校からはバイトを禁止されているけれど、お小遣いが欲しい…このような悩みは多くの高校生に共通する悩みでしょう。そこで普通に皆さん考える事としては、バレないようにしてバイトをする行為でしょう。

学校に黙ってバイトをするアグレッシブな方は多いようですが、実際のところバレないのでしょうか?この記事では、高校生がバイトをしてバレしてしまう原因から、バレやすい(避けた方が良い)バイト、バレにくいおすすめの業種までご紹介します。

安心してお小遣いを稼ぐために、ぜひ参考にしてみてください。

絶対にバレない高校生バイトはないので注意!

前提として、100%バレない高校生のバイトはありません。記事後半でバレにくいおすすめの仕事をご紹介しますが、それでも見つかるリスクは少なからずあります。「絶対にバレないので大丈夫!」と思い込んでいる方は、無許可でのバイトは避けた方が無難です。

極力、学校からバイトの許可を取りましょう。そうすることで、堂々とバイトができるのでいつも「バレたらどうしよう…」というもやもやな気分も解消されます。また近頃は個人確認が厳格化しており、そもそも高校からバイトの許可を得ていないと雇ってもらえない求人も増えています。

どうしても困難な事情がある方以外は、まずは学校に相談してみましょう。学校自体はバイト禁止をうたっていても、自分から丁寧に相談するとあっさり許可を得られることもあります。しかし、バイトの許可が厳しい場合もあるでしょう。そこでバレないようにしてバイトをする訳ですが、気を付けることがあります。

高校生がバイトをしてバレる原因とは

学校に内緒でバイトをしたいという高校生の方は、まずはバレる場合の主な原因を知っておきましょう。原因を知ることで、バレないように対策も取りやすくなります。高校生のバイトがバレるよくある原因として、主に以下の5つの原因がありますので、順にご紹介します。

バイトをしているのを見られた

もっともありがちかつ致命的なのが、バイトしているところを直接見られるケースです。高校の同級生、同級生の親、学校の先生など、顔見知りに働いている場面を見られてしまっては言い訳もできません。例えば「回転寿司チェーン」でバイトをしていた。

お会計で呼ばれてテーブルまで行ったら、担任の先生だった…ということも良くある話です。もちろん他にも同級生の親にバレたりする場合もあり、バイトをしているのを見られることは結構良くあるケースとなります。

とても親しい友人の親などですと「内緒にしておいてください!」と言えば理解してもらえると思いますが、担任の先生などにバレてしまった場合は言い訳は通用しませんので、最悪な事態になってしまうでしょう。

通勤・帰宅途中にバレる

高校生は基本的にバイトに行く場合、学校帰りなどが多いと考えられます。その場合は制服でバイト先まで行くと思いますが、バイト先が帰路とは全く関係のない場所だった場合、もしこの時に担任の先生などに見つかったら言い訳をしないといけません。

また夕方ではなくバイト後の遅い時間に制服で歩いており、先生や同級生の親に見られてしまうケースもありがちです。特に帰宅が22時を回るなど深夜にさしかかる時は、警察の職務質問にも気を付けなければいけません。ですので基本的にバレないように言い訳を考えておくといいでしょう。

友人の近くでこれから遊びに行く、友人の家で遊んでいたのでこれから帰る、など適当に理由を考えておくといいでしょう。

バイトをしている噂が広がりバレる

友達にバイトのことを話している場合、いつしか噂話が広がって先生の耳に入り、バレてしまうこともあります。たとえ友達が故意に広めずとも、友達同士があなたのバイトの話をしているのを近くにいたクラスメイトが聞いた、なんてこともあるため要注意です。

またお店でバイトをしていると、様々な同級生に見られ「あの子近くのお店でバイトをしているみたい」という噂が広まってバレるということは結構ありますので注意しないといけません。その他にも、バイト先の同僚から人づてに噂が広がる可能性もあります。

噂話を広がらないようにするのであれば、学校ではバイトの話を一切しない、人目につきやすいバイトは避けるなど工夫が必要となります。

学校の成績が落ちてバレる

バイトの影響で勉強時間が少なくなり、成績を落としてしまった場合もバレやすくなります。生徒の成績が急に落ちた場合、先生は何があったのかと原因を探り手助けしようとします。結果、周りの方(親や友達)への聞き込み経由で、バイトがバレてしまうことも珍しくありません。

また成績が落ちたので、親が勝手に先生に悪気なく喋りバレてしまうケースもあります。特に学校から許可を取ったと親にウソを付く予定の方は、バレないように気を付けなければいけません。対策方法としては勉強も頑張るしか方法はありません。学業もバイト同様、真剣にするということですね。

出来れば避けたい!高校にバレやすいバイトは?

高校や他の生徒にバイトをしているのをバレない、見つからないようにする為に、出来るだけリスクを回避するようなバイトを選択する必要もあります。よって学校にバレる可能性が高くできるだけ避けたいバイトを知っておく為に、以下でご紹介してみます。

接客がメインのバイト

特に注意したいのが、接客メインのバイトです。接客がメインということは、基本対面でのやり取りをするケースが多くなってしまいます。上述した通り、接客中に知り合いと顔を合わせてしまえば一発でバレます。特に飲食業は接客が多く、高校生は接客を担当する場合も多くあります。

よって接客がメインとなっているバイトは避けた方がいいでしょう。お客さんとできるだけ直接やり取りしない仕事、裏方の仕事などをする方がバレないので、このようなバイトを探すのがおススメです。

人目につくようなバイト

接客が伴わずとも、単純に多くの方から見られるバイトも向いていません。やはり人目につく、ということは上述した通りバイトをしている噂が広まるリスクが自然と高くなってしまい、様子を見に来た先生にバレて停学…となったりすることもあるでしょう。

人目につくバイトとしてはイベントスタッフや営業中店舗の品出しはもちろん、意外なところではスーパーの鮮魚部門やパン部門も危険です。近頃は、ガラス張りで作業中の様子がよく見えることが多々ありますので、作業をしているところを見られた、ということも考えられます。

学校から近い場所のバイト

業種を問わず、働く場所が学校から近いバイトも避けましょう。学校の近くを選べば、勤務中に先生や事務員など学校関係者と顔を合わせるリスクも高くなってしまいます。また、バイト場所への出入りを目撃される可能性も高まってしまうでしょう。

では学校から遠い場所なら大丈夫なのか?と思われるでしょうけど、遠い場所でも見つかるリスクは少なからずあります。先生達も自宅へ帰る場所はさまざまなので、いくら学校から遠い場所でもバレる可能性はあると思っておいて下さい。ただ、近いよりかは幾分バレる確率は減らすことが出来ます。

高校などにバレない可能性が高いバイト

それでは、いよいよ高校にバイトをしているのをバレないよう、おすすめのバイトをご紹介します。5段階評価でおすすめ度も表示しますので、ぜひ参考にしてみてください。もちろんバレない確率が高いだけで、バレる場合もありますので最終的にはご自身で良く考えて決めて下さい。

飲食店のキッチンスタッフ

雇われやすさを重視する方におすすめなのが、ファミレスなど飲食店のキッチンスタッフです。飲食店は高校生でも雇ってくれる求人が多く、バイトデビューの方もたくさん採用されています。キッチン専門のスタッフであれば、通常はお客さんと顔を会わせないため、バレる心配も最小限です。

ただし、店舗によってはキッチンスタッフでも時々表に出なければいけなかったり、ファミレスに入っていくところを誰かに目撃されたり、といったリスクはありますが、接客がほとんどないので安心でしょう。しかし、バレない可能性が高いとは言え、できるだけ地元から離れた店舗を選びましょう。

おすすめ度:4.0

軽作業系のバイト

ピッキングや仕分け作業に代表される、いわゆる軽作業系のバイトもおすすめです。仕事内容的にバレない可能性が高く、例えば配送センターなどの施設内の仕事など、お客さんと顔を会わせず黙々と作業するバイトなど結構多くあります。

他にも商品の梱包、箱詰めなど単純な作業など軽作業系のバイトは人目につかないような仕事がメインとなっている場合がほとんどです。このような軽作業のバイトであれば、高校にバレる可能性はほとんどありません。もちろん一般の方だけではなく高校生も募集していたりするので安心です。

一応、応募前に仕事内容を確認しておくといいでしょう。なお、軽作業は必ずしも「楽で軽い作業」ではなく、ときには水などの重たい荷物を運ぶこともあります。また軽作業のバイトは単純作業となるので、人によっては「合っていない」と感じるかもしれません。

おすすめ度:4.0

工場のバイト

上の軽作業系のバイトと仕事内容は似ている部分が多くありますが、パンやおにぎり、惣菜の製造など工場で黙々と働くアルバイトも高校にバレない確率が高いことで有名です。勤務中は工場内から出ないうえ、マスクをしているので顔を見られる心配もほとんどありません。

基本的に工場のバイトといっても色々な仕事がありますが、高校生向けということなら食品の製造などのバイトが多くなると思われます。但し、いくらバレない可能性が高いとは言っても、工場に制服で入っていくと目立ってしまうため、できれば帰宅後に私服で通勤しましょう。

おすすめ度:5.0

早朝のバイト

店舗の営業時間前の品出し、朝刊の配達など、早朝のバイトも人と顔を会わせる心配が少なく安心です。朝早くから出歩いている人はすくない、ということでバレない確率は高いです。特に少しへんぴな場所の店舗や配達を選べば、ほとんど誰とも会いません。

とはいえ早朝の新聞配達は、新聞配達奨学生制度などの関係で、学校に相談すれば正式にバイト許可を得られる可能性が非常に高いです。あえて黙って働く意味は少ないかもしれません。ただ、大きなデメリットがあります。それは高校生を募集しているバイトが少ないこと。

よって、高校生が早朝のバイトをすることは難しいと考えられますので、お勧め度的には低いバイトとなっています。

おすすめ度:2.5

クラウドソーシング系の仕事

少しアルバイトとは異なりますが、自身のスキルに自信があるのであれば、在宅でできるクラウドソーシング系の仕事を業務委託で引き受けるのがおすすめです。例えばWebライティング、動画編集、プログラミング、作曲、データ入力、資料整理、イラスト作成など、近頃は多くの仕事がオンラインで募集されています。

スキルさえあれば、高校生でも月10万円、20万円と稼いでいくことも夢ではありません。基本的には自宅から出ないため、自分から誰かに話さなければほぼバレないでしょう。業務委託であるため、厳密にはアルバイトとは異なりますが、おすすめの働き方です。

但し、大手クラウドワークスやランサーズなどのサービスは高校生(18歳未満)は利用できないので注意が必要です。しかし大手のココナラは高校生でも利用可能となっているので、スキルがあるのであればココナラを利用してみる価値はありそうです。

おすすめ度:3.0

コールセンターのバイト

メンタル面の強さに自信のある方は、コールセンタースタッフもぴったりです。施設から電話越しにお客さんの疑問を解消するコールセンタースタッフであれば、相手に高校生であるとバレません。声の質などで年齢など分かりませんよね。

勤務中は同僚との会話も少ないため身バレもしにくく、学校にほぼバレないでしょう。難点として、コールセンターの求人は高校生が一律不可であることも多く、職場探しは少し大変です。お気に入りの求人を見つけるまでの根気は求められます。

よって、おすすめの評価としては低くなっています。

おすすめ度:1.0

バイト禁止の高校で学校にバレた場合どうなる?

では万が一、バイト禁止の高校なのに働き、それがバレてしまったらどうなるのでしょうか?これは学校の方針と自分の素行にもよりますが、以下のような処罰が考えられます。

  • 自分への簡単な注意・叱責>
  • 保護者への電話連絡・三者面談
  • 自宅謹慎・停学
  • 自主退学を促される
  • 強制退学

通常は酷くても自宅謹慎や停学で、退学処分になることはまずありません。しかし、私立の進学校のような格式のある高校だったり、普段の素行が悪かったり、夜職など学校から見て印象の悪い仕事をしていたりすると、退学の可能性も出てきます。

上述の通り、最近ではそもそも学校の許可を取っていないと働けない求人も増えています。まずは嘘でもいいので一度、高校に経済的な理由(進学後の学費を貯めたいなど)で働きたいと相談してみましょう。

まとめ

この記事では高校生バイトが学校に黙って働くケースについて、バレる理由や出来るだけバレないバイトの情報を解説しました。学校に隠して働いている高校生バイトの方も多いものの、バレやすさやペナルティの重さを考えると、内緒でバイトをする行為はあまりおすすめはできません。

まずは一度、学校に相談を行い、どうしてもという方はご紹介したバレない可能性が高いバイトへの応募もご検討ください。また現在バイトをしていて「絶対にバレない」と強く思っている方でも、やはり気を付けた方がいいので出来るだけ親や高校の担任などと相談をしましょう。

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